
大腸カメラ(大腸内視鏡)検査は、肛門からスコープを挿入して大腸粘膜をすみずみまで直接観察することができる検査です。大腸ポリープや大腸がんなどの大腸疾患の診断や、潰瘍、出血、感染などがないかを調べることが可能です。さらに、検査中に見つけた大腸ポリープはその場で切除(日帰り大腸ポリープ切除)することで、大腸がんの予防につながります。
検査は、様々な配慮により痛くない・苦しくない大腸カメラ検査を提供しております。
症状が続く方はもちろん、症状が特にない方も定期的に検査を受けて頂くことで大腸がんの予防や早期発見・治療することができます。
CARE222は、2020年9月に発売された最新鋭の殺菌用光源です。天井など高い位置に光源を設置することで、空間内やの様々なウイルスや菌を除菌してくれます。本来の紫外線とは異なり、人体にも影響がないため、常時使用可能です。当院では、感染リスクを最小限に抑えております。
非接触型の検温装置です。AIにより顔認識し、瞬時に検温可能です。マスクを着用したままでも顔の認識が可能で、検温結果を個人データと紐づけて管理してくれます。また、発熱が認められる場合は、表示とアラート音で知らせてくれます。無人で検温ができますので、待ち時間や密集を避けることができます。
コロナウイルスが日本を含む世界で感染が広がる中で、医療機関を受診してもいいのかどうか迷っている方が多くいらっしゃるかと思います。当院では、患者様が心配や不安なく安心して診察や検査が受けられるように徹底した感染対策を行っています。
胃カメラ検査でお越しいただく方は、外来の待合とは別の隔離されている個室で検査までの待ち時間をお過ごしいただけます。完全予約制なので、ほとんどお待たせすることはありませんが、検査までの間少しでもリラックスしてお過ごしいただけるように配慮しています。
大腸カメラ検査を受けられる方は、検査前の下剤を院内で飲むことができます。院内下剤の場合、専用のトイレを完備した個室をご用意しております。
日本消化器内視鏡学会による内視鏡検査時の感染対策に沿って、当院では検査時の防護服を完全装備しています。内視鏡検査時の感染を確実に防いで、患者様が安心して検査が受けられる体制を整えています。
大腸カメラを受けて頂く際は、前日の食事制限や下剤服用、当日の下剤服用などの前処置が必要なので事前に診療を受けて頂いて処置の説明をさせていただきます。
事前検査として、HBs抗原、HCV抗原、梅毒などの感染症を調べるために採決を行います。
普段飲まれているお薬がありましたら、医師にお伝えください。検査前日や当日の服用や休薬をお伝えします。
血液をサラサラにするお薬(抗凝固剤)を服用されている方は、事前診療の際に必ず医師にお伝えください。
大腸カメラ検査では、疑わしい組織を採取して病織検査を行うことがあります。さらに前がん病変であるポリープを見つけたらその場で切除する場合があります。抗凝固剤を服用していると、切除した部分の出血が止まらなくなる恐れがあります。
必ず事前診療の際に、服用の旨をお伝えください。
前日は消化の良い食事で、夕飯は夜21時までに済ませましょう。
夕食後は、絶食となります。水分は糖分が含まれていない透明な水やお茶であれば飲んでも構いません。
夕食後に下剤(センノシド 2錠)を服用します。
検査の4時間前に下剤2ℓを複数回に分けて飲みます。遠方の方や高齢で下剤服用が不安な方は、院内での下剤服用も可能です。
当日の大腸カメラ検査をご希望の場合、当日朝に診療を受けた後、院内で下剤を服用して頂きます。
鎮痛剤を使用した検査を受ける場合、検査後はご自身で車やオートバイ、自転車の運転ができませんのでご注意ください。
下剤服用後、腸内がきれいになって便意が落ち着いたら検査予約時間の少し前までにご来院ください。
便の状態を確認した後に、当院で用意している検査着にお着換えいただきます。
更衣室は、男性・女性それぞれご用意しております。
検査室に入られたら、点滴をおこないベッドに左側臥位で横になります。
鎮痛剤などを点滴の側管から注射したあとに、肛門に医療用ゼリーを塗ってスコープを挿入していきます。
検査時間は10分程度で終了します。ポリープを切除する場合でも、20分程度で終了となります。
鎮静剤が体から抜けるまでリカバリールームでゆっくりお休みいただきます。
検査後はストレッチャーで寝たまま移動が可能です。
15~30分程度、お休みいただきます。
検査をした医師から、結果の説明があります。
検査画像をご覧いただきながら、わかりやすく説明いたします。気になることがありましたら、お気軽にご質問ください。検査の所見用紙や画像をお渡ししています。
検査中に採取した組織やポリープの病理検査の結果が分かるまで1週間程度かかります。再度ご来院いただき、結果を説明させていただきます。
飲食は、検査終了から1時間後から可能となります。
前日から食事制限をしているので、低血糖予防のために甘いものを食べるようにお勧めしています。
当日の飲酒や運転は、控えてください。
ポリープ切除をした場合、当日は消化の良い豆腐やプリン、ゼリーなどを食べて、翌日に腹痛や出血がなければ、消化の良いものを少しづつ食べるようにしましょう。ポリープ切除から1週間程度は飲酒や激しい運動、排便時の強いいきみは控えてください。
大腸カメラ検査を受ける際に、
腸内をきれにするために大量の下剤服用が必要です。
大量の下剤を飲むことが不安で気が重くなる方も少なくありません。
当院では、気軽に大腸カメラ検査を受けて頂くために
下剤を飲まない大腸カメラ検査を行っています。
当院では、『内視鏡的洗浄液注入法』と
『鼻チューブ法』の
2種類から
選択することができます。
胃カメラ検査の観察が終わった後に、スコープを通じて下剤を注入する方法です。注入後、2~3時間で便意が落ち着いたら大腸カメラ検査を行います。大量の下剤を飲む必要がなく、同日の胃カメラ検査が受けられます。
原則として70歳までの方を対象としております。高齢の方は個別に対応していますので、受診の際にご相談ください。
極細のチューブを鼻から挿入して、胃に下剤をゆっくり注入していく方法です。大量の下剤を飲んだり苦手な味を我慢する必要がありません。
鼻に局所麻酔をしてから、チューブを挿入するので苦痛なくおこなうことができます。
内視鏡的洗浄液注入法と違い胃カメラ検査を受ける必要がありません。
1割負担 | 3割負担 | |
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大腸内視鏡検査 | 約2,500円 | 約7,500円 |
大腸内視鏡 +病理検査 |
約3,000円 | 約10,000円 |
大腸ポリープ 切除術 |
約20,000 ~30,000円 |
約20,000 ~30,000円 |
※初診料、採血費用は別途必要となります。
電話番号 | 03-3766-2222 |
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住所 | 〒143-0016 東京都大田区大森北1丁目10-14 Luz大森 6階 |
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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7:30~17:30 | ● | ▲ | ● | ● | ▲ | ◎ | ◎ |
※祝日もその曜日同様に診療いたします。
※予約なしの受付は17:00で受付終了となります。
▲…火曜、金曜は7:30~12:30
◎…土曜、日曜は8:30~17:30